注目のワキガ治療法「ウルセラドライ」の特徴を解説いたします。
ウルセラドライは、高密度の超音波を用い、限局的に熱エネルギーを加えることができるウルセラシステムを用いたワキガ治療法です。
ウルセラドライの特徴は、汗腺の層だけに限局的な熱損傷を加え、発汗を抑えることができる点です。
ボトックス注射や手術によらず発汗を抑えることができるので、様々なメリットを得ることができます。
ウルセラドライのメリットは「治療効果が高い」「傷跡が残らない」「治療時間・ダウンタイムが短い」などです。
治療効果が高い理由は、熱の力でアポクリン腺やエクリン腺にダメージを与え、汗を抑えることができるからです。多汗症の治療にも用いられているだけあって、その効果は高いといえます。
また、熱の力で治療を行うので、切る必要がありません。そのため、傷跡が残らず、治療時間・ダウンタイムが短くなります。
これまでの実績によると、40分程度で治療が終わります(治療に必要な通院は1回のみ)。
治療後は帰宅できるので、お休みの日などにウルセラドライを利用することができます。
わきが治療の効果が高いにもかかわらず、気軽に受けられる点が大きなメリットといえるでしょう。
①マーキング
初めに治療箇所にマーキングシートを使ってマーキングします。
②麻酔
極細の注射針で脇を局所麻酔します。針が細いため、注射の痛みはほとんどありません。
③照射
麻酔が効いたらウルセラドライで脇を照射していきます。麻酔が効いているおかげで治療中は痛みを感じません。
④冷却
熱により照射部分が少し赤くなるため、冷却装置で皮膚を冷やし、症状を緩和させます。
このように特別皮膚を切開するようなことは一切ありませんから、安心してわきが治療を受けられるでしょう。
高密度焦点式超音波により、アポクリン腺に熱損傷を与えて、わきがのにおいを抑える治療法なので、切開をする必要がなく、傷跡も残りません。
治療時間は40分程度で、1回で完治する人もいます。
施術後は少し赤みが出ることもありますが、ダウンタイムが短く、施術当日からシャワーができるなど、日常生活に制限もありません。
ワキガの根治を目指し手術を受けた場合、その後の日常生活に制限を受けることになります(ダウンタイム)。
ウルセラドライの場合は、1回で治療が終了するにもかかわらず、治療後に日常生活の制限を受けることがありません。治療当日にシャワーを浴びることも可能です。
ただし、シャワー後は軟膏を塗る必要があります。また、汗腺が熱により損傷しているので、抗炎症剤の服用が必要です。
とはいえ、これら以外に面倒なことはほとんどないので、普段と変わらない生活が送れるでしょう。
ワキガを治療しつつ、いつもと同じ生活を送れるので、抵抗なく利用できるワキガ治療法といえます。
熱の力を利用して行うわきが治療法の1つウルセラドライ。切らない治療法として有名です。
ウルセラドライの費用はわきが治療の場合約30万円~、すそわきがの場合だと35万円~となります。
ウルセラドライによるわきが治療は技術力や経験が必要になってくるため、評判の高いクリニックや、得意とするクリニックを選びましょう。
ウルセラドライは保険が適用されないため、費用は最低でも約30万円はします。高い治療費を支払ったのにも関わらず、手術が失敗に終わっては元も子もないですから、わきが治療の成功率が高いクリニックを選びましょう。