まず、ワキガ治療を考えているあなたは、手術をするまでの期間はデオドラントグッズなどで対策をとる必要がありますよね。
巷には多くのワキガ対策グッズが販売されていますが、実際の効果はどうなのでしょうか?
もちろん、中には優秀な商品もあります。
ドラッグストアに売られている手頃な商品でも、ちゃんと消臭・抗菌をしてくれるものは売られていますし、その商品がインチキなのかどうかは価格では判断できません。
ただ、まず初めに警戒して頂きたい点としては、
これらに当てはまる商品を購入する際は、一呼吸おいてみましょう。インチキの可能性があります。
はじめに、やたらと広告やサイトでの紹介がされている商品は「アフィリエイト」といって、商品を紹介することで報酬をもらうために、効果がなくてもおすすめされている場合があります。
もちろん、本当に質が高くて効果がある商品もありますので、そのような商品に対しては、その広告主やサイト運営者を調べ、信頼できるかどうかを判断しましょう。
また、過激な広告表現についてですが、「ワキガがなくなる!」などといった極端な表現をする商品はまず警戒したほうが良いでしょう。デオドラントグッズで、臭いが根本から解決するということはまずあり得ません。
そしてそれら商品について調べてみて、メーカーの情報が少ない場合や、信用できるか微妙である場合は、購入は保留しましょう。
効果のある信用できる商品は世の中に沢山ありますので、わざわざインチキかもしれない製造元から購入するリスクをとる必要はありません。
実際に使った人の生の声である「口コミ」は、その商品が本当に効果があるかを判断する材料の一つになります。
ただ、良い口コミにはモニターやサクラがいる可能性もあるのが事実。ですので、低評価の口コミもあわせて確認しましょう。
気になる商品が見つかったら、メーカー、その商品の推薦者、口コミを見てみて、すべてが信用できるかどうかを確認してみてくださいね。
次項からは、インチキなワキガ治療を受けた場合のリスクについてお話していきます。
医師の技術によって、ワキガ治療の効果が出ないことや、大きな傷痕が残ってしまうことがあります。医師の技術が低いことによる失敗例やトラブルには、下記のようなものが考えられます。
医師のレベルが低い場合や、適切な処置ができていない場合、効果的な治療法を判断できない場合があります。
また、技術が低いと傷痕が深刻になってしまうこともあります。たとえ経験豊富な医師だとしても、傷痕が残るリスクはあります。
だからこそ、できるだけ信頼のおける医師を見つけることが大切です。
また、もし治療が失敗してしまった場合、そのショックや後遺症などが原因により精神的に大きなダメージを受ける方もいらっしゃいます。
それが悪化し、うつ病や対人恐怖症などといった、精神疾患を発病する方がいるのも事実です。
このような事態を防ぐためにも、下記のポイントをチェックして、医師選びは慎重に行いましょう。
ワキガ治療をするにあたり、インチキな医師に当たってしまって失敗するなんてことは、できるだけ避けたいですよね。
ご自身の身体を預かる医師を選ぶのですから、ぜひ慎重に、満足のいく決断をしてください。
医師選びの際のポイントは以下のとおりです。
はじめに、その医師の印象が良いかどうかは大切です。医師は技術だけでなく、カウンセリングをしなければなりません。
ちゃんとあなたの話を聞き、適切な処置をしなければならないのです。ですので、その医師の人柄は技術以上に重要といっても過言ではありません。
また、その医師の過去の症例件数がどうなのかも判断基準としては重要。
治療実績の多い医師はある程度経験がありますので、最低限信用するための判断材料になるでしょう。
もしその医師に対して「?」が浮かんでしまった場合、一度セカンドオピニオンを聞くのもアリでしょう。
医師だけでなく、使用する薬剤の効果が出にくい場合もあります。
もちろん、安全性が高い信頼できる薬剤を使っている病院もありますが、中には安価な製材由来の薬剤を使用している病院もあり、そういった製材には不純物が入っている可能性もあります。
受けようとしている治療が、一般的な相場と比べてあまりに手頃な場合は、その病院の使用している製品・製材について聞いてみて、不安なら安全性を調べてみましょう。
インチキな商品を扱っている病院に当たってしまうと、効果が得られない、治療が失敗してしまうなどのリスクがあります。
このような事態を避けるためにも、信用しにくい病院についてお話していきます。
広告を沢山打っている病院は、一見華やかですし経済力もありそうで、何だか信用してしまいがちですよね。
ですが、広告には高額な経費が掛かっています。これを回収するために、その病院は多くの手術をするか、他の部分で経費を削減するという2つの手段を強いられます。
前者の場合、忙しさのあまり患者のカウンセリングや手術自体も雑になる可能性がありリスキーです。
また、後者の場合には、人件費を削減していたり、設備や薬剤への投資を渋るということが考えられます。このような場合には、当然質の高い治療は受けられませんよね。
広告をド派手にしている病院は、慎重に選んだ方が良さそうです。
医師については、先ほどもお話したとおり、あなたを手術する医師が信用できるのかというポイントは非常に大切です。
また、病院自体の口コミが悪評だった場合も信頼はしにくいですよね。今はネットですぐに検索ができるので、その病院の客観的な評価についても見るようにしましょう。
あれこれと手を付けている病院も、専門性が低いことが多く、技術力が期待できない傾向にあります。
ワキガ治療や商品の選び方について、ここまでご紹介してきました。
世の中には、良い商品もあれば、インチキな商品もあります。病院、医師に対しても、それは同じこと。
幸いこうしてネットで簡単に調べられる時代ですので、ぜひ気になることは検索して、その商品が本当に信用できるのかどうかを見極めてみてくださいね。
インチキな商品にはだまされず、あなたに合った効果的なワキガ治療を見つけましょう♪
ワキガ治療では、同時にワキガの匂いを防ぐための対策をとることが最適です。
ここでは、ワキガ対策におすすめの商品を紹介します。
脇の制汗剤・消臭剤として古くから利用されてきたミョウバン。タンパク質を変性させ、血管や組織を縮小させる収斂(しゅうれん)作用を持っています。脇の下に使用することで、皮膚の毛穴やアポクリン腺が収縮し、汗や皮脂などの分泌を抑える効果が得られるでしょう。また、匂いの元であるタンパク質が固まるため、ワキガの匂いにも直接アプローチ。
デオドラントスプレーや薬などに含まれている物質ですが、市販されている焼きミョウバンと水だけで家庭でも簡単にミョウバンスプレーをつくれます。
わきがの原因は汗と細菌の繁殖によるもの。汗が酸化することで臭いが生まれてしまいます。そこで効果的なのが「デオドラントスプレー」。手軽に使用できるポピュラーなわきが対策グッズです。デオドラントスプレーのタイプは「汗を抑える効果があるタイプ」「細菌の繁殖を抑える効果があるタイプ」「臭いを消す効果があるタイプ」の3種類。
家で使う用や便利な携帯用と容量もさまざまあります。効果の持続時間が短いので、こまめにスプレーする必要がある点に注意しましょう。
わきが対策に効果的なグッズと言われている「クリーム」。「制汗効果」「消臭効果」の効果があります。肌に直接塗るため、スプレーよりも高い効果を得られるのが特徴です。わきの乾燥をクリームで補うことで、臭いの原因となる汗と脂質を抑制。汗にも強く、効果の持続性も高いので1日に何度も塗る必要がないのも利点です。商品によって成分はさまざまですが、菌を抑制する効果や消臭効果のあるミョウバンが含まれていることが多くあります。
パッドをすることでわきの汗を直に吸収し、匂いを防げます。汗わきパッドの種類は「衣類に貼るタイプ」「繰り返し使えるタイプ」「わきに直接貼るタイプ」の3種類。どれも汗を大量に吸収するため、衣類の汗ジミ対策はもちろん、わきが対策としてもおすすめのアイテムです。汗わきパッドだけの使用でも良いですが、2種類のパッドの使用や制汗剤を組み合わせることでより高い効果を得られます。使い方を誤るとわきがを悪化させてしまう場合もありますので注意が必要です。
わきの臭いの原因は細菌の繁殖によるもの。細菌の繁殖と臭いを抑えるには、わきを清潔な状態に保つ必要があります。石鹸やボディソープで身体を洗うことでも効果はありますが、使用する石鹸によっては洗浄力が強すぎてしまい、さらにわきが臭を強めてしまう原因になることも。逆効果にならないためにも、体臭予防専用の石鹸を使用すると良いでしょう。菌の繁殖を抑える効果はもちろん、保湿効果と抑臭効果も高いものが多いのでおすすめです。
「衣類用消臭加工スプレー」はわきが対策としても有効なアイテム。わきが対策として利用する時は一般的な消臭スプレーではなく、わきがの原因である物質に直接作用する専用の消臭加工スプレーがおすすめです。わきが臭は衣服に移ることで臭いを放ちやすくなります。わきがに効果のある衣類用消臭加工スプレーの成分が、臭いを抑えるだけでなく、原因菌をガードして寄せ付けません。わきに直接塗るタイプとは違い、汗で効果が落ちるといった心配がないのも魅力です。
わきがの発生ルートは「体表面」「体内」「腸内」の3つ。直接的には体表面が原因とされていますが、体内や腸内から出る成分によって悪臭を放つ場合もあると考えられています。そこでおすすめなのがサプリメント。利用することで体内や腸内環境を整え、体臭の発生を防げます。茶カテキンや柿の葉エキス、クロロフィルといった臭いに有効な成分を含むサプリメントを摂ると良いでしょう。腸内環境を整えるマッシュルーム抽出成分もおすすめです。
臭いが気になる、わきが対策におすすめする商品は、デオドラントスプレーとクリームです。
特にミョウバンを使った商品は制汗、消臭、細菌の繁殖の抑止と3拍子揃っており、特化した効果があります。
デオドラントスプレーは、容量が小さいものは持ち運びやすく、外出先でも手軽に使えます。
デオドラントスプレーには、汗を抑える、細菌の繁殖を抑える、臭いを抑える、の3つの効果があります。
さまざまな香り付きのスプレーもあり好みに応じて選ぶことができますね。
しかし、デオドラントスプレーを使いすぎると、細菌を大幅に減らしてしまうという強い効果があります。
細菌がなくなると、さらに強い細菌が繁殖してわきがの症状が重くなる場合もあります。
また過度に使うことで汗腺を塞ぎ、体温調整ができなくなることも。スプレーに頼り過ぎないようにしてください。
ミョウバンは、古くからわきがに良く効くと使われてきたものです。
ミョウバンには、収斂作用、水に溶けると酸性になる性質、金属を酸化還元させる性質があります。
ミョウバンのページで、それぞれの働きを詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
わきが対策のクリームは直接肌に塗るので、スプレーよりもわきが抑制効果があると言われています。
クリームの効果は、汗制効果、消臭効果があります。 クリームはスプレーに比べて携帯に便利で、すぐに使うことができます。
また、スプレーよりも効果の持続力も長いです。
しかし、べたつきがあり、肌に白色が残ったり、洋服にも付着しやすかったりするというデメリットがあります。
スプレーと同じように肌に合わない人もいますので、必ずパッチテストを済ませてから使用しましょう。
ワキガ対策として、市販の商品を使う人もたくさんいると思います。
ミョウバン、デオドラントスプレー、ワキガ対策クリーム、汗わきパット、ワキガ対策石鹸、衣類用消臭スプレー、サプリメントなど、さまざまな種類がありますが、これらの消臭グッズを使うにあたって、注意したいことは、手間とランニングコストを考えることです。
これら市販の商品は、根本的にワキガを治療するものではないので、長い間、使い続けていく必要があります。クリームや石鹸を10年使い続けたらいくらかかるのか。ワキガ対策用の商品は、価格の高いものもたくさんあります。効果があればいいのですが、効果のないグッズにお金を払い続けていても意味がありません。
長年、市販の商品を使って自己流でのワキガ対策を続けても症状が良くならない、ひとつひとつの商品の価格が高く、コストがかかりすぎてしまうと悩んでいる人は、クリニックでの治療を検討してみてはいかがでしょうか。